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学びをまなぶ あなたにあった学びをさがそう!

「学び」って何か、
考えたことはありますか?
授業で先生から教わること?
問題をといて練習すること?
好きなことを調べること?
誰かの話を聞いて考えること?

「できる!」が増えたり、
「わかった!」がふくらんだり。
「もっと!もっと!」がわいてきたり。

「学び」って何でしょうか?

このWebページは、「学び」のことを考えながら、
あなたにあった「学び」をさがすことができます。
さあ、ミッピとはるくんといっしょに、
出かけましょう!

ミッピとはるくん 学びを学ぼう

登場人物

はる

主人公で小学4年生。学校は好きだけど運動・勉強ともちょっぴり苦手。自分が楽をするためもっともらしいことを言う。

ミッピ

なぞの生物。はるたちのぎもんやつまずきに対してわかりやすく説明し、手助けしてくれる。ときどきフリーズ・ショートする。

みゆ

クラスメイト。いつも冷静なはるのおさななじみ。ときどきするどくツッコむことも。

ゆうと

クラスメイト。物静かでまじめ。勉強好きなクラスのゆうとう生。

しゅん

クラスメイト。いつも明るいクラスのムードメーカー。運動がとくい。

あやか

クラスメイト。せいぎ感が強く、曲がったことが大きらい。おこるとちょっとこわい。

アリフ

クラスメイト。海外からの転校生。色んなことに興味しんしん。世界で活躍するのが夢。

こういちパパ

はるのお父さん。おっとりのんびりマイペース。いつもやさしい。

ひかりママ

はるのお母さん。ちょっぴりおっちょこちょいだけど、いざというときはたよりになる。

げんじい

はるのおじいちゃん。さいきん昔話が長くなりがち。はるのしょうらいが心配。

みつこばぁば

はるのおばあちゃん。気持ちがわかく、まだまだ元気。はるの遊び友達。

林先生

はるたちの先生。いつもいそがしいけど一生けん命にはるたちの話を聞いてくれる。

はる

はる

主人公で小学4年生。学校は好きだけど運動・勉強ともちょっぴり苦手。自分が楽をするためもっともらしいことを言う。

ミッピ

ミッピ

なぞの生物。はるたちのぎもんやつまずきに対してわかりやすく説明し、手助けしてくれる。ときどきフリーズ・ショートする。

みゆ

みゆ

クラスメイト。いつも冷静なはるのおさななじみ。ときどきするどくツッコむことも。

ゆうと

ゆうと

クラスメイト。物静かでまじめ。勉強好きなクラスのゆうとう生。

しゅん

しゅん

クラスメイト。いつも明るいクラスのムードメーカー。運動がとくい。

あやか

あやか

クラスメイト。せいぎ感が強く、曲がったことが大きらい。おこるとちょっとこわい。

アリフ

アリフ

クラスメイト。海外からの転校生。色んなことに興味しんしん。世界で活躍するのが夢。

こういちパパ

こういちパパ

はるのお父さん。おっとりのんびりマイペース。いつもやさしい。

ひかりママ

ひかりママ

はるのお母さん。ちょっぴりおっちょこちょいだけど、いざというときはたよりになる。

げんじい

げんじい

はるのおじいちゃん。さいきん昔話が長くなりがち。はるのしょうらいが心配。

みつこばぁば

みつこばぁば

はるのおばあちゃん。気持ちがわかく、まだまだ元気。はるの遊び友達。

林先生

林先生

はるたちの先生。いつもいそがしいけど一生けん命にはるたちの話を聞いてくれる。

「学びをまなぶ」の使い方

詳しく知りたい「学び」のパズルをクリックすると解説画面が開きます。

解説画面に出てくる動画の再生中に、一時停止をする場面があります(一時停止画面以外でも動画の停止は可能です)。

先生方・
保護者の皆様

子どもと視聴する際は動画を止め、対話をしてみませんか。じっくりと考える時間を持つこと、自分の考えを聞いてもらうことが子どもには必要です。子どもと大人が尊重し合い、共に考える機会となれば幸いです。

動画の中で、学びに大事な言葉には詳しい説明があります。「解説します」のページを開いてください。

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前田康裕

・所属:熊本大学特任教授
・経歴:公立小中学校教諭〜熊本市教育センター指導主事〜熊本大学准教授〜熊本市教育センター主任指導主事〜熊本大学特任教授
・研究テーマ:教育工学、情報教育、教師教育

本当の「学び」
 学校で今、プレゼンテーションをする授業がよくあります。先生が全部教えてくれて、きれいなスライドや上手な話し方をする授業もあるけど、そのやり方だと先生がいないとプレゼンができなくなってしまうんです。それに、先生よりも上手になることはないでしょう。
 でも、もう一つのやり方があって、それは自分たちで「どうやったらいいプレゼンができるかな?」って考えるんです。自分でいろいろ試して、友達と意見を交換しながら、どんどんうまくなっていくわけです。最初はうまくなくても、だんだん自分たちだけでプレゼンができるようになっていきます。それに、先生よりもっとうまくできるようになることだってあるかもしれません。
この自分で考えて、改善していくことが、本当の「学び」っていうんです。

菅原弘一

・所属:宮城教育大学教職大学院 特任教授
・経歴:宮城県小学校教諭~仙台市教育委員会指導主事,主任指導主事~文部科学省情報教育課専門職〜仙台市小学校校長~宮城教育大学教職大学院
・研究テーマ:社会科教育、情報教育、キャリア教育、学校経営

学びの種
 学びの入り口って、漠然とした興味や関心だったり、ちょっとした疑問だったりするのではないでしょうか。子どもたちが好きなこと、関心のあることを見つけて、調べたり試したりしていたら、まずは、そうやって何かを始めようとしていることを認めてあげたいものです。
 「なんでだろう」「どうしてかな」という思いは、その子がつかんだ学びの種です。その種を、どうしたら大きく育てていくことができるのか。思いだけで学びが深まるかというと、そう単純な話ではありません。どのように学ぶのかを示唆し、学んだことがどう役立つのかを実感できるように関わることが大切です。知的な好奇心を原動力としながら、学びの種を育て、花開かせる子供たちを応援していきたいと思います。

鈴木秀樹

・所属:東京学芸大学附属小金井小学校 教諭
・経歴:私立小教諭〜現職
・研究テーマ:ICTを活用したインクルーシブ教育の実現、生成AI活用、学習者用デジタル教科書活用

学びに向かうこと
 小学校の教師をしていて喜びを感じる瞬間。かつて、それは子どもが「わかった!」と目を輝かせてくれる瞬間でしたが、今は少し違います。もちろん、「わかった!」となってくれれば嬉しく思いますが、そもそも「学びに向かう」ことができるかどうか、の方に関心があります。
 実は「学びに向かう」ことそのものに困難を感じている子は少なくありません。読むのが苦手、書くことがきらい、話を聞いても内容がよくわからない、人前で発表なんて絶対無理。例えばそうした困難を抱えた子どもは、少なくありません。そうした子どもが抱える困難を様々な工夫で和らげた結果、「学びに向かう」ことができるようになってくれたら、こんな嬉しいことはありません。


井上賞子

・所属:松江市立島根小学校教諭 特別支援教育士
・経歴:大学卒業後、島根県公立小学校の教諭に着任、現在に至る(在職中に大学院に内地留学。教育学修士)
・研究テーマ:読むことや書くことの苦手さを持つ子への学習支援、学びにくさを持つ子の学習参加を支える教材の開発

学びたいのに学べなかった子ども達との日々の中で
 これまで出会った「学びにくさのある子どもたち」の多くは、みんなと同じ方法しか選択肢のない中で苦しんでいました。学校が、「できない」を繰り返し体験する場になってしまい、彼らを追い詰めていたのです。
 「学び」は個々の世界を豊かにし、人生に新たな可能性をもたらすものであり、それは、学びにくさのある子どもたちにとっても同様です。ただ、彼らには彼らの「学ぶための方法」が必要なのです。
 近年はICTなどの手立ても増え、自分にとっての学びやすさを、試して・比べて・調整することが容易になってきました。「同じでない」ことが当たり前に認められる体験こそが自他を尊重する素地となり、どの子にとっても新しい発見にわくわくしながら学び続ける扉を開いてくれると信じています。

伊藤崇達

・所属:九州大学大学院 人間環境学研究院 准教授
・経歴:神戸常盤短期大学専任講師~愛知教育大学専任講師~愛知教育大学准教授~京都教育大学准教授~現職
・研究テーマ:自己調整学習、ピア・ラーニング、学びあいの心理学

学ぶことについての考え、思い
 わたしが研究をしている心理学では、ひとが学ぶことを「学習(learning)」として、様々に定義づけがなされてきました。個人が経験を重ねることで比較的永続的な行動の変容が生じることといった説明がなされますが、いまだに、ひとが学ぶとは何かということが深く問われつづけています。
 あえて、この立場から少しはなれ、わたしなりの思いということで、ひとことだけ述べさせていただくなら、学ぶことは希望である、と捉えたいです。未来への希望のもとに、豊かな経験をとおして、新しい自分になっていくこと。とりわけ、自分から進んで取り組めているという手ごたえと、ときに頑張りが求められることがあっても、やりがいや生きがいとともに、幸せを感じることができているかが大切なことと思っています。

吉本悟

・所属:一般社団法人Plearny Edu 代表理事、福岡女子商業高等学校 Learning Conductor
・経歴:福岡市中学校教諭~福岡教育大学附属福岡中学校教諭〜福岡教育大学附属福岡中学校教頭〜福岡市高等学校教諭〜福岡市教育センター主任指導主事~
・研究テーマ:国語科教育、子どもが自ら学びとる授業、探究学習、教育ICTの活用

「遊ぶ」と「学ぶ」は似ている
 「手紙だよ」と手渡された紙に、文字は書いてありませんでした。かわりに、くねくねした線がクレヨンで描かれていました。幼児だった娘が、初めてくれた手紙です。僕は「嬉しいなあ。何て書いてあるのかなあ」と言いました。それから少ししてもらった手紙には「ぱぱへ」と書いてありました。僕は「すごい」と感心。平仮名を書けるようになった娘は満足げ。2人とも幸せな気持ちになりました。
 これって遊びでしょうか?学びでしょうか?遊びと学びは本来とても似ています。学ぶとできることが増え、自分や人の幸せを創り出せる。それは楽しくて夢中になれること。大人になっても同じ。みなさんも学ぶことを存分に楽しんで、誰かを幸せにしてあげてください。