学びとは何かを知る
先生方・保護者の皆様
小学生は、学校で授業を受けることが、学びの全てであるという考えを持っている傾向があります。もちろん、授業を通して様々な知識や技能を身につけ、友達と考えを広げたり深めたりし、日々大きく成長していくのでまちがいではありません。また、この成長には、欠かせない教科書や教材(コンテンツ)と、教師や共に学ぶ仲間や、ときにいろんなことを教えてくれる周囲の人々の力が必要です。これからの時代に、自分で未来を切り開く力を育むために必要になることは、自分から学ぶ主体性や、仲間と学ぶ協働性(きょうどうせい)、そして、練習を重ねてみたり調べる範囲を広げてみたりするような、自分の学びをコントロールできる力です。学びとは、何かをすることで何かに気づき自分が変わることです。学びの全体像をいつも考えながら、よく生きることのできる学び手になってほしいと願っています。