自己調整学習を知る

はる
ミッピ、聞いて聞いて!!
ぼく、空気でっぽうの実験で
クラスでナンバーワンになったんだよ!!

ミッピ
へーすごいね。最初から上手に飛ばせたの?

はる
それがね、最初は全然ダメだったんだ。林先生が「今日の目標を立てましょう」っていうから「空気でっぽうの玉を遠くまで飛ばす」って書いたんだ。

ミッピ
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自分の学びをコントロールする

小学校中学年以降の最近の教科書には、学習の進め方を説明しているページがあります。
そこには、「問いをもつ」「学習を進める」「ふり返る(新たな問題を見つける)」などの段階が示されています。これらの段階に沿って進める学習を友達と比べて確認したり、方法を変えてみたりしながら自分で進めていくことを自己調整学習と呼びます。こうした学習を繰り返していくことで、学びを自分で調整していくことができるようになっていきます。はる君は、友達の作っている空気でっぽうを見て、自分の作り方を変えて目標を達成しました。それぞれ自分で考えた「問い」に対して別々の方法で、考え、実験し、調べることなどをしながら、学習目標を達成するのです。このような、学習全体をふり返って、次の学習に活かしていくことができる力を身につけるように、学校のカリキュラムは組まれています。

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